キネマ☆キンボシ No.20 ジャン・コクトー特集③『恐るべき子供たち』in 出雲ビル地下 感想より抜粋

60代女性
 悪酔いしそうな映画でしたが、衣装などきれいで楽しみました。

40代男性
 サスペンスの教科書と言われる所以が納得でした。

40代男性
 終わった後の感想が言えるのは、世界が広がって良いです。ちょっと気持ち悪い感覚の残る映画でした。

50代
 「恐るべき子供たち」は今年、小説を読み、今日、映画を観ました。鑑賞後の感想会を通じて、この子供たちのいったい何が「恐るべき」ものなのかが分かってきたような気がします。

女性
 『恐るべき子どもたち』東郷青児訳を読んでいるのですが、どうやらエリザベートは16歳、ポールはその2歳下(14歳)、母親は35歳(!)ということです。
 最初のシーンから、なんでこの推定25歳以上のお兄さんは短パン履いてるのか…と思っていましたが、一応そういう設定だったということで、納得…?しながら今読み進めています。
 どちらかと言うと、お母さんが35歳のほうに衝撃を受けたかもしれません。


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キネマ☆キンボシ No.21

Kinema☆Kinboshi No.21 ジャン・コクトー特集④『恐るべき親達』

2025.9.28(SUN) 10:00~ / 14:00~ / 19:00~

歴史的建造物で観る映画~松江・出雲ビル地下にて 

『恐るべき親達』
(1948年フランス/98分/白黒・日本語字幕)

今なお再演される名作舞台劇を作者であるコクトー自身が映画化。

恋に目覚めた息子ミシェル
秘密を抱えた息子の恋人マドレーヌ
息子を溺愛する母親イヴォンヌ
疎外感から愛人に走った夫ジョルジュ
母の姉で同居する叔母レオ
—「家庭」という密室で、愛と嘘が招く衝撃の結末。

監督・原作はおなじみ“芸術のデパート”と言われたジャン・コクトー。
5人の登場人物が織りなす濃密な会話劇を鮮やかに演出。それを引き立てるのは撮影のミシェル・ケルベ、作曲のジョルジュ・オーリック、美術のクリスチャン・ベラール。

主演は美しきフランス人俳優ジャン・マレーとジョゼット・デイ。コクトーの『美女と野獣』以来、再びの共演となった。そして、息子を溺愛する母親を印象的に演じたのはイヴォンヌ・ド・ブレ。父親役のマルセル・アンドレと叔母役のガブリエル・ドルジアら熟練の俳優が脇を固める。マレー、アンドレ、ドルジアは舞台版のオリジナル・キャストでもある。

【キャスト】
ミシェル…ジャン・マレー(『美女と野獣』『オルフェ』『ファントマ』シリーズ)
マドレーヌ…ジョゼット・デイ(『美女と野獣』『シュヴァリエの流行児』)
イヴォンヌ(ソフィ)…イヴォンヌ・ド・ブレ(『悲恋』『双頭の鷲』)
ジョルジュ…マルセル・アンドレ(『美女と野獣』)
レオ…ガブリエル・ドルジア(『マイエルリンクからサラエヴォへ』)

【スタッフ】
監督/原作/ナレーション…ジャン・コクトー(『美女と野獣』『オルフェ』)
撮影…ミシェル・ケルベ(『舞踏会の手帳』『フレンチ・カンカン』)
作曲…ジョルジュ・オーリック(コクトー作品全般、『ローマの休日』など)
美術…クリスチャン・ベラール(『美女と野獣』『双頭の鷲』)

【予告編】

【上映日】
2025年9月28日(日)
 (1回目)10:00~12:00 
 (2回目)14:00~16:00
 (3回目)19:00~21:00
※上映後、希望する方には解説&感想会も実施しています。

【上映場所】
出雲ビル地下(島根県松江市白瀉本町33)
※建物横の入口からご入場ください。
※建物横の駐車場もいくらかございます。
※右の地図をご参照ください。

【入場料】
大人1500円、高校生以下1000円(席数19席)
※有料駐車場をご利用の方は、入場料から200円を割引いたします。入場時に駐車券をご提示ください。ただし、ゲートレス駐車場には対応いたしかねます。

【ご予約・問い合わせ】
kinemakinboshi@gmail.com
090-7778-0269(安部)


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