キネマ☆キンボシ Vol.9 上映会後の意見交換会について

6月30日(日)キネマ☆キンボシ Vol.9 『リベンジャーズ・トラジディ』の上映について

前回の上映会では、上映後の意見交換会について「意見交換は楽しいが、発言するのに勇気がいる。聞きたい専門の人もいるのでどうにかならないか」という意見をいただきまして、

6月30日の意見交換会より、「聞いてますよ札」を導入することにしました。

これで発言が苦手な方も参加できますし、もし途中で意見を言いたくなったときは札を下ろしていただければ対応します。

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キネマ☆キンボシ Vol.8 『エル・パトレイロ』お客様の感想

・世界の不条理さに主人公のペドロが壊れそうになりながらも、自分の行動を続ける姿が印象に残りました。まだまだペドロは大変ですがたくましさを感じました。Alex Coxの作品、面白いです。

・あまり上映されることのないメキシコを舞台となっている作品を見ることができよかったです。メキシコのことももっと知りたいと思いました。

・前回とは大違いの映画に見えて実はどこか似ている感じもしたいい作品でした。「教訓だけ残して事件は忘れろ」というセリフがよかったです。

・ペドロが悪い人か、いい人か、良くわからないまま話が進んでいったように感じました。

精神科の場面で、前半真ん中にドクロのようなものがあったけど、後半ドクロのようなものが無くなっており、どういう意味だろう?と引っ掛かりました。

・主役の演技がとても上手だった。又、古い映画ながらも最後まで飽きずに見ることができた。

・劇中で「グリンゴ」という言葉と役があるが、あれはメキシコ人がアメリカ人を指すときに使う言葉で、全編スペイン語の中で唯一聞き取れた英語が、バーにいた余所者らしき男が主人公(警官)にビールを勧める場面。おそらくあれが主人公たちの敵(麻薬を密輸するアメリカ人)を英語というセリフ示した場面ではないか(ちなみに監督アレックス・コックスはグリンゴNo.2の役で出演している)。

・この世界が crazy なのを明確に認めたスタンスで Alex Cox 監督は映画を撮っているように感じます。

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